断熱工事
弊社では、数あるセルロースファイバーのなかでも、
吹付工法・専用保険が取得できるアップルゲート社のセルロースを採用した断熱工事を施工しています。
施工方法について
外にサイディングやパネルを先に貼るのと床を先行で貼ることが条件なので（床は推奨）注意が必要です。
アップルゲートのセルロースは、吹付け工法です。
澱粉糊を混ぜ壁に吹き付けていき専用ローラーを使い、柱面で削ぎ落とします。
落ちたセルロースはまた拾い集めてそれを天井に持っていき、再利用します。
ただ、まだ固まっていない状態のセルロースは振動に弱く、2～4日の固まる時間を要します。
弊社が採用する
アップルゲート社のセルロース断熱について
現在、住宅に使用されている断熱材は様々なものがあります。
そのほとんどが化学物質で作られたものですが、弊社が採用しているアップルゲートセルロース断熱の材料はアメリカの新聞を使用した自然の木の繊維。
ホウ酸を混ぜることにより耐火性を持ち合わせています。
ホウ酸の安全性と効果について
人間の場合、ホウ酸を摂取しても腎臓の働きで体外に排出できます。
昆虫や微生物には毒性を発揮しても人への安全性は高いので、昔から防虫や防腐剤、目の消毒としても利用されていました。
これをセルロースと混ぜることにより、防火・防虫・防カビ性能を有しています。
アップルゲートセルロースファイバーのメリット
断熱する以外のメリットをご紹介します。
防音性能
吸音性能の良いセルロースを隙間なく柱面まで吹き付けることで優れた防音性能を発揮することが試験でも実証されています。
調湿性能
木の呼吸を止めない吸放湿ができる断熱なので結露を防ぎます。結露やカビを抑え、家を長持ちさせます。
防火性能
防火効果のあるホウ酸と人体には無害な液体耐火材も入っているため耐火性能もあります。認定を取得したアップルゲート火災保険が使えるようになります。
1時間耐火構造
建築基準法第68条の26第1項（同法第88条第1項において準用する場合を含む）の規定に基づき、
同法第2条第七号の二並びに同法施工令第115条の2の2第1項第一号イ及びロ（間仕切壁（耐力壁）：各1時間）の規定に適合。
認定番号：QF06OBP-0028
健康建材
元々は木であるセルロースは自然素材でありアメリカの有害化学物質放出測定でも安全性が確認されています。有害物質を放出せず、家族の健康を守ります。
エコ建材
地球にもやさしい配慮がいっぱいです。
アップルゲートセルロース断熱は、省エネルギーと環境保護に寄与するとして、米国環境保護局のエネルギー･スターの承認を得ています。
エネルギー・スター認定
アップルゲートセルロース断熱は、米国EPA（環境保護局）が推進するENERGY STAR®（エネルギー・スター）計画の「住宅断熱」の省エネルギー基準を満たしていることが認められています。エネルギー・スターの承認は、製品やサービスの卓越した省エネルギー性能が検証され､環境保護に貢献することをが認められた場合に与えられます｡